3月といえば卒業シーズン。この時期は、サークルなどでお世話になった大学の先輩に感謝の気持ちを伝えたいと思っている方も多いはずです。しかし、いざ卒業する先輩に寄せ書きを書こうとしても「なにを書けば良いの?」なんて悩んでしまうかもしれません。
メッセージも他の方と似たような内容になってしまったり、ありきたりな言葉しか思い浮かばずしっくりこなかったり……ということがあるでしょう。
そこで今回は、大学を卒業する先輩へのメッセージを書く際に役立つコツや注意点についてご紹介します。
大学を卒業する先輩へ思い出に残るメッセージを書こう!
色紙や寄せ書きを使ってメッセージを送る方法は、卒業する先輩へのプレゼントとして定番です。ここでは、先輩へのメッセージが書きやすくなるポイントを4つご紹介します。
【1】まずは卒業する先輩へのお祝いの言葉を
先輩にとって大学を卒業することは、人生において大切な思い出となる大きなイベントです。まずは、先輩の新しい人生の門出を祝う言葉からはじめましょう。
【例文】
「○○先輩、ご卒業おめでとうございます。」
「先輩、4年間お疲れさまでした!」
【2】大学での思い出をもとに先輩を褒める・お礼を伝える
次に、今までにあった思い出のエピソードを含めて、先輩の人柄を褒めたり、感謝の気持ちを伝えたりしましょう。
【例文】
「いつも優しく声をかけていただき、ありがとうございました。○○先輩の優しくておしゃれなところは私の憧れです。」
「思うような結果が出せず落ち込む私に、○○先輩がかけてくださった温かい言葉は忘れません!これからも心の支えにしていきます。」
先輩の長所や尊敬できるところを具体的に書くようにすると、オリジナリティーのある文章に仕上がります。また、卒業する先輩がつい笑ってしまうようなおもしろエピソードを交えるのもおすすめです。
【3】自分自身の今後の目標や抱負を先輩に伝える。
同じ部活・サークル、大学の仲間として、今後の目標や抱負をメッセージに乗せるのもおすすめです。今まで先輩から教わったことを思い出しながら、素直な気持ちを書きましょう。
【例文】
「これからは○○先輩のように、後輩から慕われる先輩になれるよう努力します。」
「先輩がいないと寂しいですが、先輩からの厳しくも優しいご指導を忘れずに頑張っていきたいと思います!」
【4】先輩の今後の健康や未来を願うメッセージ
最後に大学を卒業した先輩のこれからを願う言葉を書くと、メッセージがきれいにまとまりやすくなります。
また、今後もやり取りがある先輩へのメッセージには、次につながる言葉を載せましょう。
【例文】
「卒業してもお元気で!また一緒にラーメン食べにいきましょう」
「卒業したら会う機会は少なくなってしまいますが、これからもいろいろと相談させてください。○○先輩のご活躍をお祈りしています」
卒業生へのメッセージに書いてはいけないNGワード
私たちが普段何気なく使っている言葉の中には、お祝いごとの席では縁起が悪いとされる言葉があります。先輩を気持ちよく送り出せるように、以下のようなマイナスイメージのある言葉はできるだけ避けるようにしましょう。
【縁起が悪いといわれる言葉の例】
・別れる
・終わる
・飽きる
・流れる
・壊れる
・離れる
・捨てる
・割れる
・消える etc…
共通の思い出があまりない先輩へのメッセージはどう書く?
あまり交流のない先輩へのメッセージには、なにを書けば良いのか特に悩みますよね。
共通の思い出がないからといってありきたりな文章を書いてしまうと、先輩に冷たい印象を与えてしまうかもしれません。
もし先輩との思い出がない場合は、「もっとお話してみたかったです。また遊びにきてくださいね」というような書き方がベター。
先輩の人柄によっては「あまり話せませんでしたが、僕のことご存じでしたか?笑」など笑いを交えて書くのもおすすめです。明るい雰囲気のある言葉を選ぶことで、シンプルながら温かみのあるメッセージを送ることができます。
まとめ
今回は大学を卒業する先輩へのメッセージについて、書き方のコツや注意点をご紹介しました。
先輩に喜ばれるメッセージを書く上で、1番大切なのはあまり考えすぎず気楽な気持ちで自分の思いを書くことです。背伸びせずに、自分なりの言葉で書いたメッセージを読めば、先輩にもきっと感謝とお祝いの気持ちが伝わり、良い思い出とともに心に残ることでしょう。