部活などでお世話になった大好きな先輩たちが、もうすぐ卒業という時期を迎えれば寂しくなるもの。感謝の気持ちを込めたプレゼントとして寄せ書きを贈ろうと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、卒業する先輩へ感謝を伝える「寄せ書き」のプレゼントについてご紹介します。寄せ書きといえば1枚の色紙に多くの言葉を詰めて書くスタイルが定番でしたが、最近ではおしゃれで飾りやすいデザインの寄せ書きも増えています。
卒業生に送る寄せ書きの定番、「色紙」をさらにひと工夫!
寄せ書きといえば、四角い色紙にカラフルなペンなどでメッセージがぎっしり詰めて書かれたものを想像する方が大半かもしれません。最近では、いつまでも飾っておけるおしゃれな「グリーティングカード」スタイルの寄せ書きも多くなっています。
贈るメンバーたちの顔写真にそれぞれメッセージを書き添えられるタイプや、立てて飾れるスタンド形状の寄せ書きなど、さまざまなバリエーションがあります。
従来の色紙とは違うタイプの寄せ書きを送れば、先輩たちにちょっとしたサプライズ感覚のプレゼントを贈ることができるでしょう。部活やサークルなど大勢で作る場合は時間がかかるため、日にちに余裕があるうちに選んで、卒業のタイミングに渡せるよう早めに計画を立てることがおすすめです。
卒業する先輩への寄せ書きに添えるプレゼントはアルバムがおすすめ!
「寄せ書き1枚だけでは感謝を伝えきれない……」と、寄せ書きにプレゼントを添えて贈ろうと考えている方も多いでしょう。しかし、先輩が喜ぶプレゼントが中々思いつかないということもあります。
そこで、寄せ書きに贈り物を添えるなら、学校や部活での思い出の写真をたくさん集めたアルバムがおすすめです。フォトアルバムを印刷してくれるサービスは多くありますが、制服や部活のユニフォームをテーマにしたものなど、卒業に特化したデザインが選べる場合もあります。表紙を開ければ思わず笑みがこぼれ、いつまでも何度も見返したくなるアルバムを作って、寄せ書きと一緒にプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。
卒業生への寄せ書きのメッセージには何を書く?
失礼にあたらないか不安、気のきいた言葉が出てこない、など寄せ書きのメッセージに悩んでしまう方も多いでしょう。ここからは、寄せ書きに書きたい先輩へのメッセージの例文をいくつかご紹介します。
【例文1】毎日、○○の練習に付き合ってくれてありがとうございました。
手厚く指導してもらった部活の先輩には、共通の思い出を詳しく書くと良いでしょう。先輩も見返すたびに「毎日○○を教えたあの子か……」と、あなたのことを思い出してくれるはずです。
【例文2】いつも笑顔の△△先輩に元気をもらいながら、自分も頑張れました。
ムードメーカー的な存在だった先輩には「面白い先輩だった」「楽しい先輩だった」とストレートに書くより、「先輩のお陰で部活を楽しめた」という内容で感謝を伝えると、感激してもらえるでしょう。
【例文3】先輩の活躍を目標に、これからも練習に励みます。
先輩が卒業しても決して忘れず、変わらぬ憧れの存在として部活を頑張っていくという率直なメッセージは、きっと先輩の心に響くことでしょう。
【例文4】卒業してからも、ときどき私たちに会いに来てください。
卒業で区切りを付けず、この先も頼りにさせてほしいという気持ちを伝えるには、飾らない言葉でそのまま伝えるのが1番です。卒業して寂しいという気持ちを伝えたいときも、センチメンタルになりすぎないよう、このようなメッセージにまとめると無難です。
まとめ
今回は、卒業する先輩へ寄せ書きでメッセージをプレゼントするときにひと工夫したいポイントや、先輩にきっと喜んでもらえるメッセージの文例などについてご紹介しました。
中学・高校で出会う先輩とは、この先も長い交友関係になっていくことも多いものです。心を込めて贈った寄せ書きが、大人になってからの思い出話の種になるかもしれませんね。
自分なりの感謝の伝え方を寄せ書きという形で表現してみてはいかがでしょうか。