卒業する先輩へのプレゼントといえば、定番なのはフラワーギフト。色とりどりの華やかな花をもらえば、どんな先輩でも感動してくれるに違いありません。もらった時に思わず笑顔になるようなプレゼントを贈って、文字通り先輩の門出に花を添えましょう。
今回は、卒業する先輩に贈る花選びのポイントや相場、注意したい花言葉について紹介します。
シーンによって贈る花は変えよう!花のタイプと相場
プレゼントを贈る先輩との関係性によって、最適な花のタイプや相場は変わってきます。
贈られた側が負担に感じないように、あらかじめ花のサイズや値段はしっかりと考えておきましょう。
部活など大人数の先輩には「一輪花」タイプ
プレゼントを渡す先輩の人数が多い場合は、1本あたり100~500円とコスパのよい一輪花を贈りましょう。全員に同じ種類の花を贈るなら、卒業式の1~2週間前には事前に花屋さんへ注文しておく必要があります。
ガーベラやカーネーション、バラなど茎がしっかりしていて華やかさがある花は、一輪花におすすめです。
さまざまなシーンで活躍「花束」タイプ
卒業する先輩へのプレゼントといえば、やはり花束が定番!
価格の相場は、ミニブーケであれば500~2000円、大きめの花束であれば2000~5000円ほどです。
花束は花の種類やボリュームによってイメージが大きく変わるため、先輩に合ったものを贈ることができるでしょう。ただし、あまり大きすぎると持ち帰りが大変になるため、適度な大きさのものを選ぶのがポイントです。
いつまでも楽しめる!「プリザーブドフラワー」タイプ
特殊な処置を施されたプリザーブドフラワーなら、半永久的に美しさを保つことができます。
予算相場は6000~10000円と高めですが、生花と違って手入れが必要ないため、贈られる側はとっても楽。
お世話になった部活の先輩や、親交のある先輩に感謝を伝える特別なプレゼントとして贈れば、喜ばれること間違いなしです。
花言葉で贈る花を選ぼう!
それぞれの花の色や香り、形などのイメージから付けられた意味を「花言葉」と呼びます。
卒業のプレゼントとして先輩に花を贈る時は、縁起のよい花言葉を持った花を選ぶようにしましょう。
門出や前進の意味を持つ花
【スイートピー】(花言葉は門出、飛躍、優しい思い出)
花束やアレンジメントの王道といえば、パステルカラーのスイートピー。
まるで蝶が飛び立っているような花びらで、見た目も花言葉も卒業のプレゼントには最適です。
ほんのりと甘い香りがするため、先輩の記憶にしっかりと残る贈り物になりそうです。
【ガーベラ】(花言葉は希望、前進)
ガーベラはカラーバリエーションが豊富で、色によってそれぞれ違う花言葉を持っています。
どのカラーの花言葉も前向きで明るいものばかりで、ネガティブな意味の花言葉がないのは安心。
1本1本の花が大きいため、1輪花として贈っても十分インパクトがありますよ。
ありがとうの気持ちを伝える花
【カーネーション】(花言葉は尊敬、感動)
母の日のプレゼントとしても有名なカーネーションは3月に開花期を迎えるため、卒業式の時期にぴったり。
赤やピンクのカーネーションは女性らしい雰囲気があり、花束に入れると華やかなイメージになります。
【かすみ草】(花言葉は感謝、幸福)
白く小さな花が特徴的なかすみ草は、メインの花をより美しく引き立ててくれる名脇役。
どんな花とも相性がよく、バラやカーネーションなど派手な花と一緒に組み合わせてもバランスが崩れません。
花言葉で選んだときに注意したい花
同じ種類の花でも、カラーによって花言葉の意味はそれぞれ異なります。
特に、以下の花はカラーによって良い花言葉と悪い花言葉が大きく分かれるため、注意しましょう。
・バラ:黄色はNG
・ユリ:赤、ピンク、黄色はNG
・カーネーション:白、黄色はNG
・チューリップ:まだら模様の入ったもの、黄色、白はNG
ちなみに、黄色い花はネガティブな花言葉を持っていることが多いため、先輩へのプレゼントには避けたほうが良いかもしれません。
卒業は、先輩にとって新しい人生の門出となる大切な行事ですから、しっかりとリサーチしてから選びましょう。
おわりに
数ある花の中から先輩にぴったりの花を探すのは、とても楽しいものです。
先輩のイメージや伝えたい気持ちをじっくり考えて、予算に合った花をプレゼントしてくださいね。どの花を選べばいいか迷ったら、実際にお花屋さんへ行って「先輩への卒業祝いはどれがいいか」相談してみましょう。
多くの店員さんは花言葉にも詳しいため、予算や全体のバランスも踏まえた上で的確なアドバイスをもらえますよ。