普段あまり写真を撮らない人は、つい真正面から被写体を中心に捉えて撮りたくなります。
それでも十分良い写真ですが、少し撮り方のコツを知るだけで、たとえ真正面からでも後ろに映りこむ背景まで意識を向けると写真の質はグッと良くなります。
これから撮る写真のイメージトレーニングをして、撮れ高を上げましょう。
日の丸構図
被写体を最大限引き立たせたいなら日の丸構図。
周りに何も置かない、または被写体以外をボカすことで自然と中央に視線が集中するのでシンプルですが奥が深い構図です
Check Point!
主役を円の中心に、複数の場合は円に収めるイメージで撮りましょう。個人写真・プロフィール写真・家族写真におすすめ。
上から、下からと視点を変えて撮るだけでも一気にプロっぽくなるのでチャレンジしてみては?
三分割構図
写真の縦・横を3分割して、線上もしくは交点に人や物を持ってくる構図。主役をあえて中心からそらし、全体を撮ることで空間に広がりが出ます。
※撮影モニターに分割線(グリッド)表示機能があれば、ぜひ活用を。
※等分割ではなく、ざっくりと分割できればOK!
Check Point!
その場の雰囲気や状況を分かりやすく伝えられるので、イベント写真におすすめ。
四分割構図
写真を縦・横に4分割して、線上もしくは交点に人や物を持ってくる構図。
これもまた主役をあえて中心からそらし、他の被写体とのバランスを取る中級者レベルの技法。
Check Point!
三分割構図より難易度は上がりますがワンランク上の写真が撮れます。こちらもイベント写真におすすめ。