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動いている人を上手く撮るコツ

動いている人を撮るとき、いちばんの問題は構図を考える余裕が無いことです。
そんなときはズバリ、連写(連続撮影)がおすすめ。

カメラの設定と撮影準備をしっかり行うことで、良い写真も撮れるようになります。

カメラの設定

『シャッタースピード』を小さい値(短く)に設定すれば、ブレていない写真を撮ることができます。

たいていのカメラには、撮影シーンに『スポーツモード』や、『シャッタースピード優先モード』など、動いている被写体を撮ることに適したモードが内臓されているので、これらを選びましょう。

注意点

日光が入らない屋内など暗い場所では、シャッタースピードを短く設定して写真を撮ると、写真が暗くなることがあります。
※明るさは、後からでもある程度補正できるので、「ブレずに暗くなりすぎない」設定を探ってみてください。
※スマートフォンにはシャッタースピードを設定できないことが多いです。

流し撮り

動く人を追いかけるようにカメラを動かして撮るのが『流し撮り』と呼ばれる手法です。

撮影する際の基本姿勢

  1. 右手でカメラのグリップ部分をしっかりと握る。
  2. 右の人差し指でシャッターボタンにかける。
  3. 左手でレンズを下から支えるようにする。

こうすることで、レンズが重いものや大きいものであっても、しっかり支えることができます。
脇をしっかり締め、足は少し開き、安定感を出すことが重要。
この状態で、腰から上をしっかりと回すように動いている人を追いかけましょう。

置きピン

運動会でリレー競技を撮影する場合

走っている人ではなく、通過する予定の場所に先回りしてピントを合わせ、通過する瞬間に写真を撮るのが「置きピン」と呼ばれる手法。
ピント合わせを済ませてからシャッターを切るだけなので、ミスが起こりづらくなります。
三脚でカメラを固定し、高速シャッタースピードを設定することで、ブレを最大限に防止できます。

三脚のおすすめ3ポイント

  1. ブレにくくなる
  2. 同じ構図で何枚も写真が撮れる
  3. シャッターチャンスを待てる
Check Point!

カメラでもスマートフォンでも機能の設定方法はさまざま。必ず確認して撮影に臨みましょう。